おばちゃんのふらんす日記

フランスで10年暮らせどステキなマダムになれず..。冴えないおばちゃんがふらんす生活をぼやきます。

アフリカの結婚

先日、おばちゃんのツレ(だからおっさん)の友人と会いました。この友人は面白い人で、久々に会う毎に住む場所もやってる事も変わります。ついでに人を連れている事も多く、今回もアフリカ系の皆様とご一緒しました。(ちなみに連れてる人も毎回変わります)

 

基本人見知りなおばちゃんは「どうしよう、無言のままでも気まずいし..」とおどおどしておりましたが、気まずさに耐えきれずなぜか思い切って「結婚」という話題をふってみました。

以前知り合いから「アフリカの結婚式は町•村総動員で大祭りなのよー、ははは」と聞いたことがあったので「全然かんけーないけど、そういえばアフリカって結婚式ド派手なんですよねー?知り合いが招待客は村全体だから500人近くとか言ってましたケド、本当ですか?」と聞いたらこれが大当たり。皆様語りたい事がゴマンとあったようで。

 

「そうそう、村の住民全員だから(もはや)何人か分かんないわね」

「自分の出身地では嫁にもらう時は持参品が必要で、牛や羊とかを用意すんだけど結構大変なんだわ」

「嫁は3人まではいいけど4人以上だと大変。嫁同士で揉めやすいのよ」

「子供も嫁がそれぞれ複数産むと多すぎるから、最近は調整するのが主流。知り合いは全部で17人とかいたけど、育てるの大変だよねーがははは」

などと色々な意見が出て来て、案外盛り上がってしまいました。ふらんす人といつも話題が続かず気まずい思いをしてばかりのおばちゃんには予想外の展開であります。

 

やっぱり移民は移民同士の方が通じやすいんすかね。

ただおばちゃんが「どうして男の人は複数嫁を貰えるのに、女の人はダンナ1人なの?ズルイわあ」と意見した所、「一夫多妻は男性が自分の子だと分かるけど、一妻多夫だとどの男性が父親か分からないから、よろしくない」とピシャリ。

 

分かるような、納得できないような..。