パリのハマムは良いところ~

先日から「疲れた疲れた」と限界超え気味だったので、今日はハマムに行って参りました。ハマムというのは所謂スチームサウナで、ハーブ蒸気が満ちた空間で座ったり寝転んだりします。サウナより温度が低いしお肌にも優しいから女性に人気なのであります。

おばちゃんは食う•寝るの次にお風呂が好きで、日本にいた頃はやれスーパー銭湯だ、日帰り温泉だとスキを見ては1人で出掛けておりました。これこそがストレス解消&疲労回復の切り札だったのですが...ふらんすで銭湯だ温泉だは難しいので、手っ取り早くハマムに出かけて疲れを癒しております。でも勿論費用がかかるので、たまの贅沢であります。

以前は町の公営プールにあった espace détente (休憩ゾーン)でハマムやジャグジーに興じていたのですが、残念ながら改装工事のために一昨年より閉鎖してしまいました。入場料も10ユーロ程でお手頃、家から徒歩で行けたのでよくお世話になっていたのですが..無念。で、それ以降は車で隣町プールに行ったりしたのだけど、どうも面倒くさい。

で、インターネットで探した所、パリに結構ハマムがあるんですねー。今回はとりあえず入場料が比較的お手頃(25€)なこちら、「mille et une nuits」に行ってみたのであります。

外観は路地の端っこにあるさびれたキャバレー風ですが。中は2階建てで結構広い！！1階(ふらんす0階)は更衣室•お茶を飲むサロンにジャグジー、そして2階(同1階)にはハマムやサウナ、マッサージをする場所にお昼寝ルームまであります。素晴らしい。

おばちゃんはまずお湯に浸かって疲れを癒して(ジャグジー)→サウナ/ハマムで発汗→そしてお昼寝ルームでゴロ寝を3セットほど繰り返しました。ああ、正に極楽。一日中と言わず一週間でも籠っていたい。ただこういう所は女子グループで楽しく過ごすのが一般的なようで、おばちゃんのようなボッチは人が増えて来るとちょっと居づらいです。

何も考えずにボーッと過ごすのっていつ以来だろう。疲れがお湯や蒸気に溶け出すと、身体が温まってふにゃふにゃになります。普段いかに肩に力を入れて踏ん張って過ごしているか、こうして力が抜けるとその落差が凄いです。

これからは疲れが溜まり過ぎる前に、ちょくちょく通おうと思います。