おばちゃんのふらんす日記

フランスで10年暮らせどステキなマダムになれず..。冴えないおばちゃんがふらんす生活をぼやきます。

おばちゃん、PCRテストを受ける

前述の通り、おばちゃんは在宅で出来ない仕事のため外出制限下も働き続けて来ました。心身共にヨロヨロです。外出制限が始まって1ヶ月。緊張感も強まって限界だったのかなあ。

 

で、ついに日曜日に体調崩した訳であります。

もっとも呼吸器系ではなく消化器系で、いわゆるガストロの症状なのですが。取りあえず仕事休んで、ビデオ診察なるものを初めて受けてみました。本当に便利な時代になったものです。この非常時のせいか、日曜日でも祭日でも受け付けてくれるお医者さんがオンライン上に結構いて驚きました。それに処方箋や arrêt de maladie も登録したメアドにPDFファイルでサクッと届く。スバラシイ。

 

で、結論は(おばちゃんの職種は受けやすいので)取りあえずPCRテストを受けて、陰性でも2週間仕事を休みなさいとの事。なんでもテストの精度は70%だから30%は陽性でも陰性になる事があるので、万一のために2週間自宅待機すれば確実だろうとの事。

 

これを聞いて心身ヨロヨロのおばちゃんが狂喜した事は隠せません。勿論同僚に負担がかかるので電話やsmsで詫びに詫びましたが、「そんな事より自分と家族の健康を心配しなさい」とのお返事。本当にありがたい限りです。

で、いわゆる confinement 生活に入ったのであります。移されるか、移すかの緊張、疲労感に追い詰められる事なく家にいられるなんて、なんとまあ快適なんでしょう。元来なまけもののおばちゃんには天国であります。

 

ほいでラボに電話して、本日受けて参りました、かのテスト。covid19医療相談センターという所で受けるのですが、待ち人は私以外に1人だけで、がら~んとしてました。お医者さんも看護士さんも重装備だけど、そんなに緊迫した感じでもなく。

一応経過を説明して「じゃ、やりましょうか」とさっくり受ける運びとなった訳ですが。いんやー、想像以上に痛いっす。鼻の奥にながーい綿棒入れて粘膜擦るんだけど、かなり奥まで入れるんですね、ズズーっと。そいでグリグリするんですよ、はい。目近くまで行ったんじゃあないか?? 痛くって涙ちょちょ切れました。

 

結構サンパなお医者さんだったので、「毎日こうして多くの患者さんを泣かせているんですか?」っと試しに聞いてみると「ええ、小さい頃からね」との答。意味が分からず「ええと、つまり..?」と聞くと「後から優しく慰めて(特に女子から)人気を得るためにね、ふふ。ストラテジーですよ。」てなご回答。全くもってフランス人らしい。

 

結果は48時間内に出るそうで、ドキドキしながら待っています。家族の事もありますしね。